【4/16】解明されつつある慢性疲労症候群

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性疲労症候群の研究班が「客観的な臨床データを得るための補助的な特殊検査方法の検証を始めており、その中から診断や治療の手掛かりが解明されつつある」というニュースが報道されました。

解明されつつある慢性疲労症候群自律神経、抗酸化力を特殊検査 慢性疲労症候群の原因解明に手掛かり+(1/3ページ) - MSN産経ニュースはてなブックマーク - 自律神経、抗酸化力を特殊検査 慢性疲労症候群の原因解明に手掛かり+(1/3ページ) - MSN産経ニュース

慢性疲労症候群はこれまで、患者の問診など医師の主観的な判断による場合が多く、診断がつきにくい病気でした。しかし、記事によると、慢性疲労症候群では、以下のような検査で異常が現れることがすでにわかっています。

免疫力:免疫力の低下を示す単純ヘルペスウイルスの活性化

抗酸化力:血液中の有害な活性酸素を消す抗酸化力が低下

脳機能:PET(陽電子断層撮影)の画像診断によると、脳機能の異常や神経系、免疫系、内分泌・代謝系の変化が複雑に絡んでいる

自律神経:指先の脈波や心電図の波型を周波数解析すると、癒やしの作用がある副交感神経系の活動が低下し、交感神経の緊張が高まる傾向がある

活動量:腕時計型の高感度加速度センサーを付けて1日の活動量を測定すると、昼間は横たわる時間が長くて活動量が落ち、睡眠中は中途覚醒が増える。

その他:そのほか活性酸素の測定や代謝物の解析などから、厳しい慢性疲労の原因になる検査データの特徴が分かりつつある

これらの点は、昨年3月に発表された診断基準(指針)で、特殊検査による客観的な評価として推奨されています。過去に以下の記事でまとめていますので、よろしければご覧ください。

small検査でわかる! 慢性疲労症候群(CFS)の10の異常(上)はてなブックマーク - 検査でわかる! 慢性疲労症候群(CFS)の10の異常(上)

日本疲労学会理事長の渡辺恭良・大阪市大医学部特任教授は、疲労を測ることには、慢性疲労症候群の診断以外にも意義がある、という点についてこう述べています。

慢性疲労は食事や睡眠など生活習慣に起因することも多く、他の病気の原因にもなる。まず、自己管理をし勤務などの都合で管理できない場合は専門家に相談することが不可欠だ

今年7月には、一般の人向けに抗疲労の情報を発信する健康科学イノベーションセンターを開設するというニュースもありました。

慢性疲労症候群(CFS)の原因がわかりつつあり、多くの人が悩まされている疲労に関する研究も進んでいることはとても嬉しく思います。

small【3/10】抗疲労を発信する「健康科学イノベーションセンター」はてなブックマーク - 【3/10】抗疲労を発信する「健康科学イノベーションセンター」

 

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