【4/10】概日リズムを整える液性因子 (追記あり)

LINEで送る
Pocket

北海道大学大学院医学研究科 時間医学講座本間研一教授のグループが、遺伝的な睡眠障害の一つに、脳内の「時計細胞」のリズムの乱れが関係していることを明らかにしたそうです。

遺伝的睡眠障害 時計細胞のリズムに乱れ 北大教授ら発表-北海道新聞[暮らし・話題]はてなブックマーク - 遺伝的睡眠障害 時計細胞のリズムに乱れ 北大教授ら発表-北海道新聞[暮らし・話題](リンク切れ)
▼関連ニュース

睡眠障害、時計細胞のリズム乱れに起因 北大チーム  :日本経済新聞

時計遺伝子「Cryptochrome」を欠損すると細胞同士が同期を失う - 北大 | 開発・SE | マイナビニュース

遺伝性リズム障害の原因 | 開発・SE | マイナビニュース

スポンサーリンク

各記事の内容は同一で、どれも「遺伝的な睡眠障害の一つ」「遺伝子の異常により、睡眠と覚醒を不規則に繰り返す睡眠障害」と述べているだけなので、どの睡眠障害のことを言っているのかよくわかりません。(もしかして不規則型睡眠覚醒パターン?)

睡眠と覚醒を不規則に繰り返すマウスでは、視交叉上核の時計細胞のリズムがまちまちになっていて、成長するにしたがってリズムが狂うそうです。しかしそこに幼少期の細胞を加えるとリズムは修正されました。

本間教授はこう述べています。

若いころの細胞が分泌する物質がリズムを整えるのではないか。その物質を解明すれば、人の睡眠障害の原因解明につながる可能性がある

詳しくはNature Communications : Nature Publishing Groupに掲載されています。

Cryptochromes are critical for the development of coherent circadian rhythms in the mouse suprachiasmatic nucleus (クリプトクロムは、マウスの視交叉上核において、規則正しい概日リズムを発育させるために重要)

▼追記

概日リズム障害についての本間研一教授たちの研究成果について、マイナビニュースに詳しい解説が掲載されました。

時計遺伝子Cryptochrome(クリプトクロム)を欠損していると、個々のリズムを同期させる細胞間ネットワークが働かないために、時計機能が消失してしまう、という研究だそうです。

しかし新生児期にのみ分泌されている液性因子があれば、細胞間の情報を伝達するができ、リズムが回復するそうです。今後この液性因子の解明や概日リズム障害の治療法の究明を進めるそうです。

概日リズム睡眠障害のひとつ、不規則型睡眠覚醒パターンでは、乳幼児期から睡眠の問題を抱えていることが多いそうですが、この研究が治療の希望をもたらしてくれるかもしれません。

スポンサーリンク
LINEで送る
Pocket

▼こちらの記事もおすすめです


スポンサーリンク