外見は20代、中身は80歳

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若者と老人「外見は20代、中身は80歳」。

最近になって、わたしの親が、わたしの病気をだれかに説明するとき、そう話していることを知りました。

この表現は、わたしの体調がすぐれないときには、確かに的を射ているように思います。わたしを近くで見てきた率直な感想なのだと思います。

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外見は20代、中身は80歳

中には80歳でも元気はつらつとしている人もいますが、一般に言って、80歳は元気に動ける人と介護が必要になる人の境目ではないかと思います。

わたしは、寝たきりではないものの体力が乏しいので、確かにそのあたりに位置しているようです。特に睡眠が流れてPS6くらいになっているときはそう思います。知り合いの70代の人よりは活動範囲が狭く、90代の人よりは確かに元気です。

疲労の研究では、疲労と老化はとても似ている(細胞の酸化のうち、可逆のものが疲労、不可逆が老化)といわれています。

最近読んだ本寿命1000年: 長命科学の最先端には、老化の「ミトコンドリアとフリーラジカル説」について次のように書かれていました。ミトコンドリアとは細胞内にあるエネルギーの工場で、フリーラジカルとは、活性酸素、つまり酸化ストレスの源です。

 

現在の一般的な見方によれば、フリーラジカルは、老いた体が活力を失って、故障するおもな原因の一つとされる。

…このフリーラジカルが、もっとも激しいダメージを与えるのが工場内の機械、すなわちミトコンドリア自身なのだ。こうしてミトコンドリアは疲弊していく。(p91)

やがて私たちのミトコンドリアはどんどん疲弊していき、体に供給されるエネルギーが減っていく。回転モーターはきちんと回らなくなり、細胞内のあらゆるパーツが不調をきたし、エラーが重なって、私たちはいつしか死ぬ。

それもこれも、ミトコンドリアが放出するフリーラジカルのせいなのだ。老年学者はこれを、「ミトコンドリア・フリーラジカル老化説」または「酸化ストレス仮説」と呼ぶ。(p92)

 

慢性疲労症候群(CFS)と老化、フリーラジカルの関係については、以下のサイトで説明されています。CFSにフリーラジカルが関わっているからこそ、アスコルビン酸やコエンザイムQ10が効きます。コエンザイムQ10は老化と共に失われる物質の代表格でもあります。

医薬関係者向け製品情報 | タケダ健康サイト医薬関係者向け製品情報 | タケダ健康サイト

このように老化と慢性疲労症候群(CFS)は似ているので、比喩として用いると、他の人に状況が伝わりやすいかもしれません。80歳のおじいちゃん、おばあちゃんははだれでもよく知っているので、 イメージしやすいという利点があります。

ただ、「外見は20代でも、中身は80歳なんですよ」といっても、驚くだけで、信じない人が多いようです。話の糸口には役に立つ言い方ですが、体調を理解してもらうには、もう少し説明を加える必要があるかもしれません。

ところで、現在のところ、老化を少しでも食い止め、寿命をのばす方法は見つかっていません。しかし寿命1000年: 長命科学の最先端によると、ヒュドラのように、少しも老化しないかにみえる生物が存在するのも事実です。

老化に関する研究が進めば、疲労を回復する方法の糸口も見つかるのかもしれません。

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