【9/3】森下克也先生の起立性調節障害の新刊

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去に起立性調節障害(OD)の本を出している森下克也先生の新刊起立性調節障害の診かた―「朝,起きられない」はこうして治せが先月出ていました。概要と目次はこちらのページに書かれています。

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診療ガイドラインも作成され,疾患概念として確立してきた起立性調節障害.その不可解な病の全体像から診察法,具体的な治療法に至るまでのすべてを,本疾患のエキスパートたる心療内科医がわかりやすく解説する.

診断基準に合致→昇圧剤を処方,というステレオタイプなロジックでは,治療は奏効しない.身体面のみならず,心理・社会的側面にまで広げてその疾患構造を理解し,起立性調節障害の治療を成功させるノウハウを伝授する.

前著と同様、目次を見ると、次のような内容も書かれています。

第5章 習慣性の問題
 習慣性の問題とは何か
 クロノタイプについて
 起立性調節障害とクロノタイプ
 睡眠相後退症候群としての「朝,起きられない」
 睡眠相後退症候群の心理・社会的側面
 身体症状と生体リズムの脱同調
 概日リズム異常と気分障害
 ゲーム・携帯電話・パソコンと生活リズム
 「今さら行けない」という心理
 小児慢性疲労症候群
 起立性調節障害と小児慢性疲労症候群

前著を読んでいるだけに、多分、このような形で書かれているのだろう…ということは分かるのですが…。

小児CFSの定義が広い以上、小児CFSと起立性調節障害(OD)の範囲が重なって、こうして並列で語られてしまうのはある程度仕方がないと思います。大人の慢性疲労症候群(CFS)も同様に人によって程度に差があるので、ときどきうつ病や自律神経失調症と同様に語られてしまうのと、似たような問題かなと思います。

でも、大人の慢性疲労症候群には明らかにうつ病や自律神経失調症とは異なる重症患者が存在しているように、小児CFSでも、起立性調節障害を含むほかの病名では説明できない重い身体症状に悩まされている人もいます。思春期で終わる問題とも限りません。

慢性疲労症候群に触れるなら、できればそのような部分も扱ってほしいと思うのですが…

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