【11/14】多発性硬化症で神経が傷つくメカニズムが解明される

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経難病の一種である多発性硬化症で、神経が傷つけられる仕組みが解明されたというニュースがありました。

共同発表:多発性硬化症で神経が傷つけられる仕組みを解明~神経疾患に対する新たな治療法開発に期待~

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多発性硬化症は、外国では、慢性疲労症候群と症状がよく似た病気としてしばしば扱われるそうなので、このブログでもしばしば取り上げています。

今回の研究は大阪大学 大学院医学系研究科の山下俊英教授らの、「中枢神経障害後の神経回路再編成と機能回復のメカニズムの解明」という研究課題の成果だそうです。

■炎症による神経傷害には「RGMa」と呼ばれるたんぱく質が関与する
■Th17細胞と呼ばれるヘルパーT細胞(免疫細胞)の一種がRGMaを介して神経傷害を引き起こす
■マウスの実験ではRGMaの働きを抑制する中和抗体の投与によって、脳脊髄炎による神経傷害を改善させることに成功。

という内容でした。

Th17細胞は多発性硬化症だけでなく、視神経脊髄炎やアルツハイマー病など、さまざまな脳神経疾患の病態に関わっているそうですが、こうした研究が進むと治療法が見つかるかもしれないと結ばれています。

近頃では、慢性疲労症候群(筋痛性脳脊髄炎)も脳脊髄の炎症が関わっている神経疾患ではないかと考えられているので、気になる研究といえそうです。

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