西式甲田療法とは?


はてなブックマーク - わたしが慢性疲労症候群(CFS)の治療として西式甲田療法を選んだ理由(下)―決め手となったもの | いつも空が見えるからログ創設以来、西式甲田療法の基本について解説したいと思いつつ、今になってしまいました。そろそろ、西式甲田療法の基礎知識について、この甲田療法日記で書いていきたいと思います。第一回目の今日は、西式甲田療法とは何か、ということを書きたいと思います。

▼シリーズ記事「西式甲田療法とは」
この記事は、シリーズ記事「西式甲田療法とは」のひとつです。CFSに効果があるとされる西式甲田療法についてまとめています。

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西式甲田療法とは

大阪府八尾市の開業医、甲田光雄先生によって指導され、広く知られるようになった治療法のことです。少食や断食、生菜食、体操などによって、数々の難病を改善させた、ということで有名になりました。シンプルな食事・運動で費用はかからず、自己治癒力を高めることを念頭に置いています。

その内容は、西洋医学でも、東洋医学でもありません。しかし甲田光雄先生自身は、医師免許を持っている西洋医学の医者なので、しっかり医学的な基盤を研究した上で、治療法を構築しています。甲田先生の著書を読むと、自分個人の意見を述べるどころか、非常に多様な文献・論文から引用されていて、客観的な信憑性が感じられます。

「西式」と銘打っているように、西式甲田療法の骨子は、甲田先生が考えだしたものではありません。元をたどれば、東京市電気局の技師だった西勝造氏がまとめた「西式健康法」がベースになっています。氏は、自分の虚弱体質を治すためにあらゆる医学を研究し、362の健康法を実践したのち、えりすぐりのものを「西式健康法」としてまとめました。

甲田先生は、医師の道を志し、大阪大学医学部に進みました。しかし慢性肝炎や胆嚢胆道炎、十二指腸潰瘍、大腸炎などの大病を繰り返し、西勝造氏と同じように、あらゆる健康法を研究し始めました。そして西式健康法に出会い、5年間の実践の末、自らの難病を克服しました。

甲田医院として開業する

阪大医学部を卒業してから、甲田光雄先生は、西式健康法を勧める風変わりな医師として開業しました。独特の指導から、「本当に医師免許を持っているのか」と問題になったこともありましたが、やがて治療実績が全国に知れ渡るようになります。

非常に厳しい治療法でしたが、最後の望みをかけて来院した難病患者の多くは、その治療法を実践し、見事に治癒していきました。適応症例は非常に広く、著書を拝見すれば、さまざまな病気の体験談を読むことができます。

特に、慢性疲労症候群(CFS)については、非常に早い時期から、甲田先生の著書で頻繁に言及されています。慢性疲労症候群に言及されている著書はいくつもありますが、慢性疲労症候群克服への道が詳しい内容です。

西式甲田療法の具体的な内容

西式甲田療法のベースとなった西式健康法では、健康を守る条件を4つ挙げています。

◆血液循環が完全であること
◆左右の神経が対象であること
◆背骨に狂いがないこと
◆体内の酸・アルカリの平衡が保たれていること

この条件にかなうように、西式甲田療法では、「毛管運動」「金魚運動」「合掌合蹠運動」「背腹運動」「温冷浴」「裸療法」という独特な健康法を行います。また、就寝時には「平床」という板の上に直接寝て、「硬枕」という木でできた枕を用います。

さらに、甲田先生は、上記の4つの条件に、もうひとつ項目を付け加えました。

◆内部環境(腸)が汚染されていないこと

この条件にかなうように、腹6分目の少食や、玄米生菜食、さまざまな断食が処方されます。これらの詳細は、今後の記事で、解説していきたいと思います。

西式甲田療法を実践する

残念ながら、甲田先生は、数年前にこの世をさりました。

しかし、甲田療法の利点は、個人で、家庭で十分行うことができる、という点です。甲田先生が生前大量の著書を残してくださったおかげで、だれでも、甲田療法の詳細を独学で勉強することができます。

また、大勢の有志が甲田先生の意志を継いでいるので、分からない点は、たとえば少食健康生活サポートセンターさくらなどに問い合わせることができます。

個人で甲田療法を継続することは、確かにハードルが高いと言えます。しかし、続ける意志さえあれば、時間はかかろうとも、必ず甲田先生が切り開いてくださった道筋をたどることができるでしょう。

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西式甲田療法とは