平床寝台の使い方


西式甲田療法のやり方について分かりやすく解説するシリーズの第6回目です。今回は、平らな板の上で寝るという、西式健康法の六大法則のひとつ、平床(へいしょう)寝台について解説します。

▼シリーズ記事「西式甲田療法とは」
この記事は、シリーズ記事「西式甲田療法とは」のひとつです。CFSに効果があるとされる西式甲田療法についてまとめています。

 

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目次 (お好きなところから読めます)

平床寝台 

文字通り、ベッドや敷き布団を取りのけて平らな板の上に寝ます。

方法

ベッドで寝ている人にとっては、おそらく取り組むのに最も抵抗のある健康法だと思います。しかし思い切って平床に取り変えてしまうと、想像ほどには困難でないことに気づくでしょう

平床は、少食健康生活サポートセンターさくらで購入できます。少々値段が張りますが、睡眠は人生の1/3を占める時間です。この時間を使わないのはもったいないですし、カイロプラクティックや鍼灸で病院に通うことを考えれば安いものです。もし西式甲田療法を始めることを決意しているなら、損にはならないと思います。

フローリングやベニヤ板、畳でも代用できますが、下記のひとことメモに書いているように、桐の板が理想的です。また、横になったときの重力で曲がらないよう、1.5cm以上の厚みが必要です。

メリット

◆胸郭を広げるので肺に優しい

◆腎臓が圧迫されない

◆背骨のゆがみが矯正される

◆床が硬いことで皮膚、および皮膚表面の静脈に刺激を与え、血液循環をよくする

◆板だとダニが繁殖しにくいので、アトピーや喘息が改善される。敷き布団一枚にはダニが80万匹いる

◆重力に対して最も安定した平面で寝るため、全身の筋肉が弛緩し、リラックスできる

◆すっきりとした目覚めが得られる

ひとことメモ

◆うつ伏せや横向きで寝る人

うつ伏せに寝るのが楽な人は、腎臓が悪い可能性があります。仰向けに寝ると自重で腎臓が圧迫されて苦しいので、しぜんにうつ伏せで寝るようになるのです。同様に、横向きに寝る人も、肝臓に負担がかかっている場合があるそうです。その点は【甲田療法日記39】最近の体調の変化―4つの気づいた点にも書いています。

腎臓や肝臓への負担は、背骨の狂いから生じる場合が多いので、平床で背骨の矯正をすることが急務です。

◆背骨がゆがんでいるかどうかのチェック

ゆがみがあるかどうかを確かめる方法は、床に上に寝て、腰の下に隙間ができるかどうか試してみることです。手が入るような隙間があれば、脊柱がゆがんでいます。詳しくはこちらをご覧ください。

こうしたゆがみは平床を使い続けることで改善されてきますが、はじめのうちは腰が痛むかもしれません。薄いクッションやタオルケットを敷いて、慣れてきたら取り除けることで対処できます。

◆体を冷やさない工夫

平床をフローリングや畳で代用する場合、体温が奪われるので、新聞紙とシーツを敷く必要があります。しかし桐の板を用いるなら、体温が逃げる心配はありません。このことは、敷き布団の下の畳のほうが、板の下の畳より暖かくなることからわかります。敷き布団の場合は熱が逃げているのです。

桐の板を使えば、適度な保温性のため、寝汗をかくことがなく、就寝中にビタミンCを失うのを避けられます。また、冬でも暖房が要らなくなり、電気代を節約できます。

 

わたしの感想

◆平床寝台を始めたいきさつ

わたしはもともと、体の痛みのために、スプリングベッドの上に低反発マットを敷くという驚きの柔らかさを誇るベッドで寝ていました。地震がきても気づかないのではないかと、冗談で言っていたほどです。

しかし、西式甲田療法をはじめるにあたり、最も早期に取り入れたもののひとつが、ほかでもないこの平床寝台でした。なんといっても、特別な運動をしなくても、寝ているだけで矯正されるというのは魅力的でした。一日中寝ているような体調でも行える健康法だということです。また、平床を取り入れている方々のブログなどを拝見して、早く始めて慣れた方がいい、と思ったことも、決断を後押ししてくれました。

◆慣れるまでの試行錯誤

最初の頃は、昼寝程度の時間しか横になれなかったので、ベッドの傍らに置いて、交互に寝るようにしました。だいたい二週間ぐらいで、平床で眠れるようになりました。

また、背骨のゆがみから尾骶骨が突き出ていて痛かったので、腰のあたりにペラペラの座布団を敷いていました。またかかとの下にも、タオルケットを敷いていました。それらを取り除けられたのは、およそ半年後です。今では、平床でないと物足りないぐらいに順応しています。全身の痛みは、中途半端な硬さのベッドが一番気になるようで、平床ほど硬ければ問題ないようです。

わたしはうつぶせ寝が多かったので、平床に変えた当初は、仰向けに寝られず、前述の座布団を敷いて横向けに寝ることも多かったのですが、最近、仰向けで朝まで寝られるようになりました。腎臓の具合が改善してきたのかもしれません。

◆桐の板の取り扱い

意外に柔らかく、ちょっとしたことで傷がつくので、丁寧に扱う必要があります。また、同じ面ばかりを使っていると、湾曲してくるので、ときどき裏返すのが良いようです。前評判通り、保温性には優れていて温かいと思います。

◆効果

劇的に目覚めが良くなったとか、爽快になったということはないですが、気持よく寝ることができています。

ただアレルギーに関しては劇的な効果が見られ、以前はダニやハウスダストに反応して、かゆみで寝つけないことがあったのですが、平床に換えてから見事になくなりました。

以上が平床寝台のまとめです。時間はかかるものの、睡眠中の時間を有効活用できる楽な健康法なので、西式甲田療法を始めたいと思われる方は、ぜひ恐れずに取り組んでみてください。

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西式甲田療法とは