毛管運動の方法


西式甲田療法のやり方について分かりやすく解説するシリーズの第10回目です。今回は、両手両足を微振動させる、西式健康法の六大法則のひとつ、毛管運動について解説します。

▼シリーズ記事「西式甲田療法とは」
この記事は、シリーズ記事「西式甲田療法とは」のひとつです。CFSに効果があるとされる西式甲田療法についてまとめています。

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目次 (お好きなところから読めます)

毛管運動

別名「ぶらぶら運動」。手足を垂直に上げて微振動させることで、毛細管現象を生じさせ、血流を促進します。

方法

1.硬枕を首に当て、仰向けにねころびます。
2.両手両足を垂直に上げます。足の裏は水平にします。
3.手の指は軽く離して伸ばし、手の平を向かい合わせにして伸ばします。
4.足首は直角に保ち、膝は曲げず、両手の付け根、両足の付け根から手足を微振動させます。これを一回2分、一日3回行います。慢性疲労症候群(CFS)の人の場合は12回です。

メリット

◆毛管とは毛細管現象の略です。毛細管現象によって血液を引き上げ、末梢血管の循環を整えます。

◆手足を心臓より上に上げて微振動させることで、血が巡りにくい状態のまま負荷をかけます。その結果、手足に血液を引き上げるポンプとしての力が強化されると言われています。

◆冷えや疲労・むくみ・指先の怪我などに効果があります。

◆衰えた手足の筋肉を強化できます。

ひとことメモ

◆膝ははじめはまっすぐ伸ばせないかもしれませんが、慣れてくるとまっすぐ伸ばせます。

硬枕を首に当てるのは、手足の水分が一気に脳に流れるのを防ぐためです

◆手足の振り方は、軽いけいれんのような微振動です。

◆手首足首から先だけを振ると、痛めるので、必ず腕と脚の付け根から振動させます。

◆どちらかの手足が微振動しにくいようなら、脊柱に歪みのある証拠です。続けているうちに。両手両足ともに変わりなく微振動できるようになってきます。

◆足首の故障を悪化させないため、毛管運動中は、足枠で足を固定するよう勧められています。足枠は少食健康生活サポートセンターさくらで購入できます。足枠は市販のズボン用ゴムなどで足に固定して使用します。

わたしの感想

◆一番大変だった
西式甲田療法の六大法則のうち、規定回数をこなすのにに最も苦労した運動です。最初は、一日2分ですらできませんでした。筋力が衰え、疲れ果てている慢性疲労症候群の人にとっては、相当厳しい運動といえるでしょう。

◆ノルマをこなすポイント
まず一つは体力面での問題があります。毛管運動を継続することは大切ですが、わたしの経験からすると、より大切なのは少食の習慣です。ずっとできなかった毛管運動が、少食を身につけてからはスムーズにできるようになり、飛躍的に回数が向上して行きました。少食によって体の負担が減り、症状が緩和されたためだと思います。

また、合計24分もの長い間、いかに気をそらすか、ということも大切です。なにか音楽を流したり、ラジオやテレビの音声を聞き流したりするのがよいでしょう。本を読みながら、という方法もありますが、手が微振動できないのであまりお勧めできません。

以上が毛管運動のまとめです。とても厳しい運動ですが、体調回復のバロメータとなり、進歩が分かりやすいので、地道に甲田療法を続ける際のよい里程標になるでしょう。

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西式甲田療法とは