わたしのEvernoteノート術(4)ミラクルなショートカットキーwin+aであらゆるものをクリップする


このエントリではショートカットキーwin+aに秘められた魅力を解説します。win+aの魅力は、Webクリッパーと違って、ウェブブラウザ以外でも使えることです。なんといっても、選択できるものならどんなものでも、即座に新規ノートに放り込めるというのが最大の特徴です。

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win+aとは何か

win+aとはEvernoteのとても便利なショートカットキーです。

「Windows」キーと「a」キーを同時に押すと、文章でもファイルでも、選択している何かしらのものを、新規ノートにクリップしてくれます。

このショートカットキーはEvernoteの「ツール」→「オプション」→「ホットキー」で好みのものに変更できます。

ウェブブラウザで使う場合の特徴

Evernoteでは、各ブラウザ用に、Webページをワンクリックで保存できるWebクリッパーという便利なものを提供しています。

ですから、ウェブブラウザ上で、win+aを使うメリットはあまりありません。

それでも、Webクリッパーを使った場合と、win+aを使った場合とでは、クリップされたノートに多少違いが生じます。

以下は、前回の記事、わたしのEvernoteノート術(3)Webページにラインマーカーで線を引くで紹介した内容の転載です。

(ⅰ)Webクリッパーでクリップする

背景のCSSや、フォントもそのままクリップできます。良くも悪くも、もとのページに忠実です。

WiredMarker

(ⅱ)ショートカットキーwin+aでクリップする

お使いのEvernoteの設定に準拠したフォントで取り込まれます。こちらのほうが、読みやすいかもしれません。

win a

どちらを用いるかは、好みが分かれるでしょう。なお、以上2つの場合は、Webページの一部分を選択してクリップすることを前提にしています。Webページ全体をクリップする場合は、WebクリッパーEvernote Clearlyを併用するほうが使いやすいでしょう。

Webページ以外のあらゆるものをクリップする

win+aの真価が発揮されるのは、Webクリッパーがないとき、つまりウェブブラウザ以外で何かをクリップするときです。

(ⅰ)文章

WordやExcelの画面で選択した部分をワンタッチでクリップすることができます。新規ノート作成→コピー&ペーストという手順を踏む必要がありません。

例を挙げましょう。

ワードパッドの画面で必要箇所を選択し、win+aを押すと…

ワードパッド

以下のようにノートが作成されます。

ワードパッド2

(ⅱ)画像

クリップできるのは何も文章だけではありません。画像であっても、選択できるものなら、簡単にクリップできます。

ペイント

ペイントなどの画像編集ソフトで必要箇所を選択し、win+aを押すと…

 

 

 

 

以下のように新規ノートが作成されます。

画像

(3)ファイル

極めつけはファイルです。

複数のファイルを選択し、win+aを押すと…

PDF

それらすべてが、ひとつの新規ノートにまとめて添付されます。

PDF (2)

Evernoteは、ずいぶん以前に、無料版でもあらゆるファイルを添付できるようになりました。ですから、ファイルサイズの上限さえ超えなければ、事実上選択できるあらゆるものをクリップすることができます。

なお、Evernoteにファイルをワンタッチで添付する方法としては、インポートフォルダを作成しておいて、クリップしたいファイルをそこに放り込む方法が便利です。

しかしその方法だと、ひとつのファイルごとにひとつのノートが作成されてしまいます。複数のファイルをひとつのノートに添付するには、それらを後からマージする必要があります。

それに対し、複数選択してwin+aでクリップすれば、複数のファイルをひとつのノートに簡単にクリップすることができます。

このように、win+aは、あらゆるものを選択するだけで簡単にクリップできる、ミラクルなショートカットキーです。一度使い始めれば、手放せなくなるに違いありません。

もう一つのショートカットキーctrl+alt+v 

Evernoteには、win+aのほかに、もう一つ有用なショートカットキーが存在します。それはctrl+alt+vです。ctrl+alt+vは、クリップボードにコピーした内容を新規ノートに貼り付けてくれるショートカットキーです。

このショートカットキーは、一見これは使いどころがないように思えるかもしれません。例えば、Web ページをクリップしたい場合、まず選択範囲をコピーしなければならないので、win+aに比べ、二度手間になってしまいます。

しかしctrl+alt+vは、選択する範囲と、クリップボードにコピーされる内容が異なるときに使えます。例えば、ブラウザで、「リンク先のURLをコピー」したり、辞書アプリなどで本文を「出典付きコピー」した場合などです。

クリップボードにコピーはできるものの、選択はできない文字列をクリップしたいとき、Ctrl+alt+vを使うことで、win+aではカバーできない部分をクリップすることができるのです。

クリップボードというシステムは、あらゆるソフトやアプリと連動しています。使用する機会が多いため、ctrl+alt+vというショートカットキーを覚えておくと、思わぬところで役立つかもしれません。

付録:わたしがwin+aを使い始めた理由

ちなみに、わたしがwin+aを使い始めたきっかけは以下の記事でした。

@ bulkneets氏によって報告されたEvernoteのXSS脆弱性とは 危険と対策 - 法学部生がライフハックするブログ

現在ではこの脆弱性は改善されましたが、win+aでクリップするという選択肢に出会うことができて良かったと思います。この場を借りて感謝をお伝えしたいと思います。ありがとうございました。

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