ヴィオリラを手に脳脊髄液減少症に立ち向かう井田清美さん


9/5滋賀ガイド「素敵な人」に、『「ヴィオリラ」との出合いで 新しい「音楽人生」』という記事が掲載されました。脳脊髄液減少症と闘いながら、ヴィオリラという楽器を演奏する井田さんの経験談が載せられています。

ヴィオリラ奏者・音楽講師 井田 清美さん(大津市在住・62歳) - 滋賀ガイド「素敵な人」

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印象に残った言葉

「音楽は私のライフワーク。事故に遭わなければヴィオリラに出合っていなかったと思います。どんな状態でもあきらめずに夢を持って続けていれば新しい人生が開けていく。これからも講師活動を中心に、命のある限り音楽を続けていきます」

夢をあきらめない

脳脊髄液減少症と闘っておられる、大津市にお住まいの井田 清美さんの経験談が載せられています。62歳の井田さんはヴィオリラ奏者で音楽講師です。

もともと音楽が大好きで、音楽講師の道を進んでおられましたが、1999年、赤信号で停車中に10トントラックに追突されて車が全壊。頸椎、胸椎、腰椎をねんざし入院することになりました。

それを機に、目まいがしたり、身体が思うように動かせなくなったりし、頭から腰にかけて激痛が走るようになったそうです。記憶障害で生徒の名前が思い出せなくなったり、買い物でお金の計算ができないなどの症状も現れました。

ようやく脳脊髄液減少症と診断され治療を受けたのは2004年10月のことです。ピアノやエレクトーンを弾くのが難しくなってからも、音楽と関わり続けていましたが、体調が改善してきた折にヴィオリラと出会いました。

ヴィオリラとは、わたしは知らなかったのですが「21世紀になってから日本の楽器メーカーが大正琴をベースに開発した楽器で、キーボード感覚で弾ける新発想の弦楽器」だそうです。

弾き方によってさまざまな音色が出せるとのことですが、調べてみると、なるほど言葉では言い表せないほどユニークな楽器のようです。

ヴィオリラ - ヤマハ株式会社

その後は、体調の悪化にもめげず、ヴィオリラの演奏会を開き、病気の経験とともに、「あきらめないで」というメッセージを伝えておられるとのことです。

ヴィオリラ仲間 ようこそ井田教室へ

音楽は病気と闘う人の強い味方

何かの楽器を始めるというのは、慢性的な病気の人に、とても効果的だとしばしば書かれているのを見かけます。例えば、以下のような益があるそうです。

◆音楽は心をリラックスさせる
◆楽しいことに集中していれば、病気の辛さが紛れる
◆慣れない物事に挑戦すると、考え方が柔軟になり、病気に対処しやすくなる

わたしの場合も、病気になる前は音楽とは縁遠かったのですが、ちょっとしたきっかけでウクレレとオカリナを始めました。

もともと、わたしは井田さんのように音楽の道を志していたどころか、学生時代はカスタネットとトライアングル専門で楽譜も読めなかったので、音楽にはまったく自身がありませんでした。

ところがウクレレとオカリナを毎日触っているうちに少しずつ上達し、今では人前で演奏できるくらいになっています。楽器の演奏はよい気分転換になりますし、何より、自分には絶対無理だと思っていたことができたので、闘病においても自信になりました。

今回の記事の井田さんの記事は、病気のさなかでも音楽に取り組むことの楽しさが伝わってくる印象深い内容でした。そしてヴィオリラという楽器にも興味を持ったのですが…、趣味で楽しむには少し高いですね…。

わたしの友人には、落胆したときにピアノを引くことにしておられるCFSの方や、音楽が生きがいになっている双極性障害の方がいます。みなさんも、ある程度体調が許すなら、ぜひ新しい楽器に挑戦してみるのはいかがでしょうか。

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