アートチャイルドケアの「睡眠と生活リズム改善プロジェクト」三池先生らと協力

10/1付のMarkeZineの記事『専門医と子どもの生活リズムを調査し「眠育」で園児の健やかな成長を支援』に、保育サービスを専門とする企業アートチャイルドケアが、「睡眠と生活リズム改善プロジェクト」を実施することが掲載されました。

 専門医と子どもの生活リズムを調査し「眠育」で園児の健やかな成長を支援

 このプロジェクトは、小児慢性疲労症候群(CCFS)の研究者として有名な兵庫県立リハビリテーション中央病院「子どもの睡眠と発達医療センター」の三池 輝久センター長、ならびに同志社大学赤ちゃん学研究センター長 小西 行郎先生のグループが協力するそうです。

乳幼児期に慢性疲労の芽を断つ

記事によると、近年、成長期である乳幼児の睡眠や生活リズムが、身体や精神の発達に大きく影響を与えていることが解ってきました。

最近では規則的な睡眠リズムを維持できない子どもが増えており、成長が進むにつれて、不登校や引きこもりといった、社会的な生活を妨げる一因になっているともいわれています。この問題は小児慢性疲労症候群(CCFS)として知られています。

その不登校ーもしかして小児慢性疲労症候群?
その「不登校」は、本当に単なる「怠け」「こころの問題」「親の育て方のせい」でしょうか。もしかすると深刻な中枢神経の病気、小児慢性疲労症候群(CCFS)かもしれません。

三池輝久先生子どもの睡眠と発達医療センター|兵庫県立リハビリテーション中央病院において、20歳までの慢性疲労症候群(CCFS)のをはじめとする、子どもの問題に取り組んでおられます。

特に、乳幼児期の睡眠問題を考え、将来の問題を予防するという点では、子どもとねむり 乳幼児編―良質の睡眠が発達障害を予防するという書籍を昨年発行されました。

また小西 行郎先生は、同志社大学 赤ちゃん学研究センターのセンター長です。多種多様な分野の研究者を集めて、子どもの心と身体の発達について総合的に研究することを目指しておられます。

両先生は互いに協力して、とても可愛らしい啓発サイトも作っておられます。

赤ちゃんCue!(あかちゃんきゅー)|赤ちゃん学で知る世界アカチャンキュー!

こうした取り組みを通して、事前に問題が予防され、慢性疲労症候群(CFS)を発症する子どもが一人でも減ってほしいと思います

けいはんなプラザにて、11/26以降、6回にわたって、この分野の専門家の講演があるそうです。三池先生の講演『赤ちゃんと睡眠』は12/10(月)です。

『けいはんな赤ちゃん学スペシャル講座~赤ちゃんからのメッセージ~全6回シリーズ』を開催します。 | インフォメーション - けいはんなプラザ KEIHANNA PLAZA

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子どもの慢性疲労 / 概日リズム睡眠障害