痛みとうまく付き合う愛知医科大・学際的痛みセンターの「慢性痛教室」


維筋痛症の痛みに関連する記事が掲載されました。愛知医科大・学際的痛みセンターによる、慢性痛教室という取り組みが紹介されています。この取り組みは、痛みに悩む人たちが、痛みと上手に付き合うこつを学ぶことを目的としています。

線維筋痛症(FMS)はこのブログでも定期的に取り上げていますが、慢性疲労症候群(CFS)と似通った病気で、しばしば合併することがあります。

東京新聞:痛みと上手に付き合う 愛知医科大の慢性痛教室 ストレッチ、簡単な運動:健康(TOKYO Web)

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「満足のいく程度に痛みが緩和されていない

慢性痛は大きく分けて三種類あると書かれています。

◆「患者数が多い既知の疾患に伴う痛み」…変形性脊椎症、ヘルニア、リウマチなど
◆「原因や病態が十分に解明されていない痛み」…線維筋痛症、脳卒中後疼痛など
◆「それ以外の痛み」…慢性頭痛、過敏性腸症候群など

2010年に国内で実施された痛みの大規模「Pain in Japan 2010」によると、二十歳以上の慢性痛の患者は22・5%で、患者の七割は「満足のいく程度に痛みが緩和されていない」と感じていたそうです。

こうした現状に対し、痛みを完治させることではなく、痛みとうまくつきあうことを目的に据えた慢性痛教室が開かれています。

多少痛くても生き生きと暮らす」

慢性痛教室では、メディカルチェックやストレッチ、水中運動、そして体の構造や食習慣の講義、人と話すことで自分の考え方を知るグループミーティングなどが行われるそうです。

鍵を握るのは運動で、牛田享宏教授は「動かなければ筋肉や関節が硬くなり、活動できない。動けなければ薬の意味もない」と語っています。

慢性痛教室は保険適用ではなく、効果がない人もいますが、米国の同様の教室では、七割が職場復帰しているそうです。「自分で治す気持ち」を持ち、「多少痛くても生き生きと暮らす」ことができるようになることを目指しているとのことです。

確かに、海外の線維筋痛症(FMS)の本の邦訳を読んだところ、薬物療法だけでなく、運動や日常生活の工夫、考え方にも焦点が当てられているように思いました。

 慢性痛教室は主に線維筋痛症(FMS)の痛みのために開かれているわけではありません。線維筋痛症の激痛には薬物療法が不可欠だと思いますが、小さな工夫を重ねて対処するという姿勢は大切だと思います。

このブログは、特に慢性疲労症候群(CFS)の症状に対して、上手に対処するための情報を発信しています。

慢性疲労症候群(CFS)を治すことは難しいとしても、正確な知識を増し加え、工夫を重ねて対処すれば、社会生活を維持できるのではないか、と期待しているので、慢性痛教室の取り組みは参考になりました。

学際的痛みセンター

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