「どんなにつらくても、必ず希望は見えてくる」脳脊髄液減少症のピアニストの松下佳代子さん


脊髄液減少症から8年を経て回復し、ピアニストとして活動を再開された松下佳代子さんについての記事が掲載されました。

[顔]松下 佳代子さん : ミックスニュース : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

松下佳代子さんの闘病については、過去にNHKジャーナルや読売新聞の映像ニュースで取り上げられたときにまとめていますので、詳しくは以下のエントリをご覧ください。

【11/19 NHKジャーナル】脳脊髄液減少症のピアニスト 松下佳代子さん
NHK第1ラジオで、脳脊髄液減少症についての特集「つらくても、生きて弾く ~ピアニスト 松下佳代子さん~」が組まれていました。重い病気のもとでも生きる意味を見いだした励みになる経験

今回の記事で、松下さんは「どんなにつらくても、必ず希望は見えてきます」と述べておられます。 松下さんの経験談は、長年闘病してきた人に希望を与えるものなので、「回復」をテーマに開くというコンサートもがんばってほしいと思いました。

今回の記事で興味深く思ったのは、「硬膜の外に酸素を入れる治療法を試すと、スッと頭痛が消えた」と書かれていることです。

脳脊髄液減少症ではブラッドパッチがほぼ唯一の治療法であるかのように取り上げられることが多いですが、生理食塩水を注入する生食パッチや、硬膜外空気注入(エアーパッチという俗称は正しくない)、人工髄液「アートセレブ」の注入という方法もあるそうです。

このうち、生食パッチの意義については、山王病院の高橋先生がブログに書いておられました。

生食パッチ - Dr.高橋浩一のブログ

硬膜外空気注入と人工髄液については、非常に高い効果があったとする人もいれば、かえって具合が悪くなったと書いておられる方もいました。

脳脊髄液減少症の治療で慢性疲労症候群(CFS)が治ったという話はしばしば聞きますが、すべてのCFSが脳脊髄液減少症であるとは考えにくく、治療のリスクも高いので、さまざまな治療法について情報を集めた上で決断したほうがよさそうです。

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