化学物質過敏症と農薬被害。散布の事前周知の徹底を

学物質過敏症の方が、農薬散布の事前周知の徹底を求めるニュースがありました。

中日新聞:農薬散布の事前周知徹底を 農水省など都道府県に通知:暮らし(CHUNICHI Web) (リンク切れ)

東海地方に住む五十代の女性A子さんは、十年前から化学物質過敏症で苦しむ。微量の化学物質の影響で血圧上昇、激しい動悸(どうき)、呼吸困難などの症状が出る。

最近、わたしの友人のCSの方も、せっかく田舎に転地したのに、農薬散布に直面して右往左往していて、窓を開けられないとのメールをくれました。気づくのが遅いと、家の中まで空気が吸えないので、近くの滝に避難したとも書いておられました。

喫煙にしても農薬にしても、虫除けスプレーやシンナーにしても、気にならない人が大半なので、なかなか配慮されないのかもしれませんが、気にならない=無害ではありません。

記事では「児童や生徒が在校中の学校や開園時間中の公園・庭園で農薬が散布された」「害虫の発生状況にかかわらず街路樹などに一定の時期に農薬が散布された」という事例も書かれています。

農薬の問題に限りませんが、これほど健康ブームなのに健康に無頓着な人が多いのは不思議に思います。

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