子どもの不規則な睡眠が、子どもに時差ぼけに近い状態をもたらし、行動障害の原因になるというニュースがありました。
不規則な就寝時刻が子どもの行動障害の原因に、英研究 国際ニュース:AFPBB News
ここでいう行動障害とは「多動性障害、問題行動、友達との関係や感情面での問題」だそうです。
睡眠不足のせいでADHDのように見える子どもがいることは前から指摘されていましたが、それと似た研究だと思います。
「不規則な就寝時刻は、体内時計を混乱させ、睡眠不足を招き、脳の発達と一部の行動を制御する能力を低下させる」とあります。
規則的な時刻に就寝することを習慣づけるようになった場合には、症状に明らかな改善がみられますが、幼少期を通して不規則な就寝時刻だった場合は生涯にわたる行動障害の原因になると書かれています。
脳の発達期に睡眠を削られたり不規則なパターンになったりすると、生涯続く問題につながりかねない、というのはこのブログでも以前にとりあげた点ですが、改めて深刻な話だと思います。