最近のいくつかのニュースで、食物が原因になる慢性疲労がとりあげられていたのでまとめておきます。
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低血糖症
不安・やる気が出ない… 心の不調、食生活が影響 :日本経済新聞
不眠や倦怠(けんたい)感、気持ちが落ち込む……。「心の病気かもしれない」と不安になったら、まずは食生活を見直してみてはどうだろう。ダイエットや食欲不振による栄養不足、甘い物の取りすぎは要注意だ。
白砂糖や精製された穀物は素早くブドウ糖に分解されるので、取りすぎて血糖値が急上昇すると、すい臓からインスリンというホルモンが分泌され、急速に血糖値が下がってしまいます。
精白米よりビタミン、ミネラルを多く含む玄米や胚芽米、全粒粉のパン、青魚、果物などを摂るよう勧められています。
遅延性フードアレルギー
すぐに気付かないから厄介…“遅延型フードアレルギー”とは (女性自身) - Yahoo!ニュース
「腸管の慢性的なアレルギーなので、頭痛、慢性疲労、うつなど、表れる症状は人によってさまざまです。その方の一番弱い部分に出てきます。肌が敏感な方なら、ドライスキンや湿疹、アトピー性皮膚炎など。胃腸の弱い方なら便秘や下痢。どんな症状で出るのかまさに千差万別でわかりません」
血液検査で96項目の食物の反応を調べる血液データから食物を特定することができると書かれています。
しかし遅延性食物アレルギーの検査は科学的に根拠が乏しいとも報道されています。
副腎疲労症候群(アドレナル・ファティーグ)
日本じゃ治せない?うつ病に似ている「副腎疲労症候群」の症状4つ | マイナビニュース
■副腎疲労症候群とは? 私たちはストレスにさらされた時、副腎から抗ストレスホルモンが分泌され、ストレスから心身を守ります。しかし、長期的なストレスが続くことで分泌が過剰になり、免疫力が低下してしまいます。 つまり、副腎がダメージを受け過ぎて、心身に様々な不調をおこしてしまうのです。
カフェインと砂糖をカットすること。塩分は摂取し、カリウムは控えること。マグネシウム、ビタミンC、ビタミンB5を摂ることが勧められています。