市大の中富康仁先生が、慢性疲労専門の新しい病院ナカトミファティーグケアクリニックを4月14日に開業するというニュースがありました。
◆疲労クリニカルセンターと連携
◆疲労ストレス測定システムを導入
◆疲労度や睡眠の質を診断し、はりきゅう治療や点滴などで治療する
◆午前10時半~午後2時と午後4~8時。木曜、日曜と祝日が休み
「慢性疲労であっても通常の病院では異常と診断されずに困っている人が対象」のようです。
当院は疲れに悩む人々のためにさまざまな角度からフォロー&ケアを行うクリニックです。
疲れの専門医による医学的科学的手法によって診療、施術、アドバイスを行います。
とくに大阪市立大学・疲労クリニカルセンターと緊密な連携をとりながら、慢性疲労症候群をはじめ深刻化した患者に対応できる研究機関となる予定です。
市大は予約が半年以上混み合っている状況ですが、こちらの病院でCFSかどうかを診断して、市大に紹介することができるようになると書かれています。
現在、大阪市立大学・疲労クリニカルセンターにおきましては、大変多くの方が来院され、初診、再診ともに予約が数ヶ月から半年先の状況となっております。
当院ではこの状況を改善することを目的に、慢性疲労症候群の診断を行い、診断基準を満たした方は大阪市立大学・疲労クリニカルセンターへ直接、紹介させていただくことができる体制をとることとなりました。
診療開始は4月中旬から、インターネットを用いた予約は3月からということです。
わたしも、これまで、知り合いがCFSかもというときには市大を紹介してきましたが、これからはこの病院を紹介できるのかな、と思いました。
場所は大阪市中央区高麗橋4-5-12 TERASOMAビル2階だそうです。京阪沿線の淀屋橋駅の近くのようですね。
案内のパンフレットによると、鍼灸・マッサージ、点滴治療、サプリメント・ドリンクの処方、カウンセリングなどを行うと書いてありました。「研究機関である大学病院では不可能なきめこまやかな治療、診療を行ってまいります」と書かれています。
追記:起立性調節障害(OD)についても似たよう取り組みが実施されるそうです。7/7に田中英貴先生のOD低血圧クリニック田中(仮称)が開院するという話がありました。