文部科学省が子どもの不登校と睡眠の調査に乗り出す。三池輝久先生も参加

日のハートネットTVで扱われていた点に関する情報です。文部科学省の「中高生を中心とした子供の生活習慣が心身へ与える影響等に関する検討委員会」の第2回会合が10月20日に開かれたそうです。

不登校に睡眠障害が関連 子供の生活習慣検討委員会 

「睡眠障害(生体リズム障害)と不登校」と題して発表した熊本大学名誉教授で兵庫県子どもの睡眠と発達医療センターの特命参与を務める三池輝久委員は、不登校の背景や引き金となるストレスには、慢性的睡眠不足と脳のいらつき、睡眠短縮として作用する受験勉強やゲーム・携帯電話・パソコン使用、人間関係のトラブルなどがあるとした。これらが睡眠障害や学習記憶機能障害を引き起こすと指摘。

また英国の細胞生物学専門誌から、睡眠不足が原因のイライラ感といった生活上の問題行動が、うつ症状や糖尿病、がんなどの病気を引き起こす可能性があると訴えた。

ハートネットTVのほうでは、今後20000人の子どもを対象に、睡眠障害と不登校の関係を調査すると言われていました。

またハートネットTVでは、不登校を減らす眠育として、福井県若狭の小学校の取り組みが挙げられていましたが、こちらのニュースでは、青森県三戸町の取り組みについて書かれています。

こうした取り組みによって、子どもの睡眠障害や慢性疲労症候群が予め予防できるようになるといいですね。

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子どもの慢性疲労