左利きや両利きはADHDや統合失調症になりやすい?―脳の機能が左右に分散していることが原因?


ォール・ストリート・ジャーナルで、左利きの人が、脳の使い方が異なり、ADHDや統合失調症になりやすい、といった研究が紹介されていました。

左利きはADHDや統合失調症のリスクが高い=調査/ WSJ日本版 - jp.WSJ.com - Wsj.com 

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目次 (お好きなところから読めます)

1.左利きの原因

左利きの原因は、遺伝よりも妊娠・出産時の環境と強く関係しているようです。

■遺伝は25% (ニューロサイコロジア誌による)
 ■一卵性双生児でも一致しない

■環境要因が大きい
 ■妊娠中の母親への強いストレス
 ■母親の高年齢出産
 ■低体重での出産など

2.左利きの能力

左利きの人はIQは変わらないものの創造的なことがあるようです。

■知能指数(IQ)は右利きと変わらない
■発散的思考は左利きのほうが高いとする研究も

3.有病率

左利きの人は脳機能の問題を少し抱えやすいようです。

■左利きの人は人口の10%
■しかし統合失調症の左利きの人は20%
■さらに失読症(ディスレクシア)、ADHD、気分障害との関連も (ミッドスウェーデン大学などによる)

両利きの人は特にADHDと関係しているそうです。

■両利きの人は人口の1%
■両利きの人は特にADHDと強い関係 (フィンランドの子ども8000人弱対象の調査による)

4.左利きの脳機能

左利きの人の脳の働きを調べると、脳の機能が分散している場合があり、それが障害などにつながるようです。

■右利きの場合、左脳が優勢 (オランダのユトレヒト大学による)
■左利きの場合も、70%は左脳が優勢
■しかし左利きの30%は右脳が優勢、または左右の脳に分散

■一方の脳が優勢なことは普通であり、効率的
■しかしどちらも優勢でなく均衡がとれている場合は、障害に関係がある
■統合失調症の人はどちらも優勢でないことが多い。

異常の点から、左利きの人は、脳の使い方が異なっている可能性があり、ADHDやLDになるリスクが少し高いのかもしれません。(もちろん左利きの人の大半はそうではありません)

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ADHD(注意欠如多動症) / LD・ディスレクシア