睡眠効率を上げて慢性疲労を解消する「疲労回復CPAP」―大阪市大と東京疲労・睡眠クリニックが開発


労研究に携わっている大阪市大と、今年大阪市大から独立して「東京疲労・睡眠クリニック」を開いた梶本修身先生らが、睡眠時の気道を確保して睡眠効率を上げ、日中の眠気と疲労を軽減する「疲労回復CPAP」を開発したそうです。

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疲労回復CPAPとは?

CPAP(Continuous Positive Airway Pressure:シーパップ、持続的陽圧呼吸装置)とは、もともとは睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療のための装置です。睡眠中に気道が閉塞しないよう、空気を送り込む役割を果たします。

しかし大阪市立では、慢性疲労の原因の一つとして、睡眠中の気道が狭まっていて、適切な呼吸がなされず、睡眠効率が悪化して疲労が回復していないことに注目。

CPAPを無呼吸ではなく、いびき防止に用いるためアルゴリズムを改良したところ、臨床検査の結果、睡眠中の呼吸を安定させ、疲労回復を促すことがわかったそうです。

慢性疲労と昼間の眠気を自覚し、練るときにいびきをかいている人たち41名に試してみた実験では、マスクを3日間装着できた35名全員でいびきが減少・消失し、疲労については51%が「かなり回復した」、34%が「疲労回復がいつもより良い」と回答したそうです

現在、「疲労回復CPAP」を2016年1月より全国展開するにあたり、臨床導入するクリニックを募集しているとのこと。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とまではいかなくても、気道が圧迫されて睡眠効率が悪くなり、慢性疲労に陥っている人は大勢いると思うので、今回開発された装置で十分な睡眠がとれるようになるといいですね。

東京疲労・睡眠クリニックによる説明はこちら。

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