難病や試練を乗り越える人の共通点は「統御感」ー「コップに水が半分もある」ではなく「蛇口はどこですか」

難病など極めて困難な試練から奇跡の生還を遂げる人たちは、共通の特徴「内的統制」を持っていることが明らかになってきました。「がんが自然に治る生き方」「奇跡の生還を科学する」などの本から、人生を自分でコントロールしているという感覚の大切さに迫ります。 続きを読む

意志力のないADHDの人が少しでも自己コントロールするための5つの科学的アドバイス

意志力・自己コントロール力・自制心の弱い人が誘惑に抵抗するにはどうすればよいのでしょうか。「WILLPOWER 意志力の科学」という本から「自我消耗」「ゼイガルニーク効果」「自己監視」「感情移入ギャップ」「もうどうでもいい!効果」などのキーワードをもとに5つのアドバイスをまとめてみました。 続きを読む

「時間感覚の障害」としてのADHD―時の流れを歪ませるのはドーパミンだった?

ADHDの人は時間感覚が歪んでいる、ということが実験で証明されているそうです。「脳の中の時間旅行 : なぜ時間はワープするのか」という本から、なぜADHDの時間感覚は歪んでいるのか、どのように日常生活に支障をきたしているのか、という点を扱います。 続きを読む

思い描くなら脳が変わる! 「最新脳科学でわかった五感の驚異」

マウンテンバイクでツアーを先導する盲目の人、顔に手を触れて話していることを理解する盲ろう者。人間に秘められた能力は驚くべきものものです。最近の研究によれば、それらの能力は決して特殊なものではなく、脳の比類のない適応能力である「可塑性」によることがわかってきました。書籍「最新脳科学でわかった 五感の驚異」から脳の可塑性について感動した点をまとめています。 続きを読む

ラダック王国の末裔に倣って『「時計遺伝子」の力をもっと活かす!』

インドのカシミール地方、ラダックの人たちに「幸せですか」と尋ねると「もちろん」という返事が返ってくるそうです。その秘訣は時計遺伝子の力を存分に活かした生活スタイルにあると言われています。大塚邦明先生の新刊『「時計遺伝子」の力をもっと活かす!: がん、うつ、メタボも防ぐ、体内の「見張り番」』は、文明の利器に囲まれたわたしたちが失ってしまった大切な点を思い起こさせてくれます。 続きを読む

人間だけが未来を思い描く 「スタンフォードの自分を変える教室」

人間だけが「未来」を思い描く能力を持っています。わたしたちはその能力を誤用して、やすやすと誘惑に陥ってしまうでしょうか。それとも、それをコントロールして、なりたい自分になることができるでしょうか。ベストセラー「スタンフォードの自分を変える教室」を紹介します。 続きを読む