口で「ノー」と言えなければ身体が「ノー」と言うようになる― 抑圧された感情が招く難病と慢性疾患

ガンや自己免疫疾患、慢性疲労症候群(CFS)を含む多くの難病は、突然発症するのではなく、子どものころから抑圧してきた感情が関係している。患者の気持ちに配慮しつつ、ガボール・マテ博士はそう説明します。心と身体の切り離せないメカニズムを解説した『身体が「ノー」と言うとき 抑圧された感情の代価』を読んでみました。 続きを読む

長引く病気の陰にある「愛着障害 子ども時代を引きずる人々」

愛着理論によると、子どものころの養育環境は、遺伝子と同じほど強い影響を持ち、障害にわたって人生に関与するとされています。愛着の傷は生きにくさやさまざまなストレスをもたらす反面、創造力の源ともなります。この書評では「愛着障害 子ども時代を引きずる人々 」をもとに愛着障害とは何かについて書きます。 続きを読む

「愛情遮断症候群」―子どもは親を選べない、だからこそ

子どもたちは病気になったとき、問題を抱えたとき、不登校になったとき、それまで以上の愛情を必要とします。「子どもは親を選べない」。だからこそ、たっぷり愛情を注いであげてほしい、そんな心温まるメッセージが込められている、わたしのお気に入りの一冊「愛情遮断症候群」を紹介します。 続きを読む

3.11 津波をくぐりぬけて成長したアサリの物語

東日本大震災から2年になります。わたしたちは、辛いできごとによって人生が一変したとしても、未来へ歩んでいくことができるでしょうか。震災後わたしが励まされたエピソードとして、二枚貝のアサリについての話を紹介したいと思います。災害や病気によって人生が一変してしまったとしても、再び力強く生きていける、という勇気を与えてくれる話です。 続きを読む

だれも知らなかった「いやされない傷 児童虐待と傷ついていく脳」(2011年新版)

子どもの虐待は、近年注目を浴びるようになって来ました。しかし、虐待が脳という“器質”にいやされない傷を残すことを知っている人はどれだけいるでしょうか。友田明美先生の著書「いやされない傷 児童虐待と傷ついていく脳」に注目したいと思います。 続きを読む