その他のニュース(2017)

の他の気になった2017年のニュースをまとめています。

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5/25 ALSの原因タンパク質にボスチニブが効果

筋肉の難病ALSに白血病薬が有効 京大、iPS活用  :日本経済新聞

 このうち慢性骨髄性白血病の治療薬「ボスチニブ」は細胞内で不要なたんぱく質を分解するオートファジーを促す機能があり、ALSの原因たんぱく質を減らすとわかった。ALSにかかっているマウスにボスチニブを投与すると、発症を遅らせて生存期間を延ばす効果を確認できた。

5/24 パーキンソンスマイル.net

アッヴィ、進行期のパーキンソン病患者さんの「あきらめない治療」を応援する情報提供サイト “パーキンソンスマイル.net ”を開設 - 産経ニュース

進行期の治療法として、深部脳刺激療法(DBS)に加え、昨年秋からはL-ドパをお腹に設置したチューブを通じて、小腸から直接吸収させる治療法も使用できるようになりました。

これらの機器を活用した治療法は、DAT(Device Aided Therapy)と呼ばれています。患者さんがこの2つのDAT治療を選択できるようになったという点で、2017年は、日本におけるDAT元年と位置づけられます。

5/24 NHKあさイチで発達障害

シリーズ発達障害 自分の“苦手”とどうつきあう?|NHKあさイチ

番組では、「初めての場所へ迷わずに行く」のが苦手な栗原類さん、「片づけ」が大の苦手でコンプレックスを抱えてきた女性、発達障害の息子の偏食に悩んできた母親、それぞれが「苦手」と向き合う姿を伝えます。

5/23 出生前後の抗生物質で腸内細菌減少

出生前後の抗生物質投与は、子の成長に悪影響? 脳と腸内細菌の知られざる関係が明らかに|WIRED.jp

2017年1月、ニュージーランドの研究チームが発表した論文は、子ども871人を対象とした調査報告として、生後1年以内の抗生物質服用と、その後7歳と11歳の時点での問題行動・抑うつ症状のあいだに相関関係がみられたと報告している。

5/19 NHK NewsUpでHSP

News Up “敏感すぎる”に共感広がる | NHKニュース

長沼医師は、「HSPは、芸術的な能力もあり、長所とも言えるものだ。自分の特性を受け入れた上で、生活の工夫をして安全・安心な環境に近づけていってほしい」と話しています。

5/17 厚生労働省の「愛の鞭ゼロ作戦」

子どもの脳に悪影響、育児で「愛の鞭」ゼロに…厚労省がチラシで呼びかけ : yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞)

 子どもへの体罰は、世界50か国以上が法律で全面的に禁止している。日本は体罰の認識が甘く、成人男女の6割以上が容認するとの調査結果もある。

「愛の鞭」やめて、子どもの脳に悪影響…厚労省 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

体罰・暴言で子どもの脳が「萎縮」「変形」 厚労省研究班が注意喚起

5/17 医師はADHDが多い?

「成人期ADHD」該当者が多いのは医師だけ?|連載・特集|Medical Tribune

記事に対し、「医師では当てはまる人が多いのでは」といったコメントをたくさんいただきました。

5/16 NHKが一年間発達障害を特集

発達障害を番組横断でNHK特集 実情伝え理解広げる(1/2ページ) - 産経ニュース

NHKは今月から来年4月までの1年間、総合テレビとEテレのさまざまな番組で「発達障害」を特集する。

(フォーカス オン)『発達障害~解明される未知の世界~』 正しい理解へ、番組連携:朝日新聞デジタル

21日のNHKスペシャル「発達障害~解明される未知の世界~」(総合、夜9時)を皮切りに、今年度は九つの番組で、最新の研究に迫ったり、当事者らの声を取り上げたりする予定だ。

5/16 ナルコレプシーを抑える物質を開発

オレキシン受容体作動薬「YNT-185」、ナルコレプシーの病因治療効果を確認-筑波大 - QLifePro 医療ニュース

突然眠り込む睡眠障害、発症抑える物質開発 筑波大  :日本経済新聞

睡眠障害:「ナルコレプシー」覚醒物質で症状抑制 - 毎日新聞

研究グループはオレキシンと同じ働きを持ち、体内で分解されにくい物質「YNT―185」を開発した。6匹のマウスに3日間、注射などで与えたところ、発作を抑えられた。

5/15 ADHDをVRで判別

VRを使ってADHDを診断するreVIVE。作ったのは高校生3人のチーム | TechCrunch Japan

reVIVEは、ユーザーの運動能力、集中力、および反応時間を測定する3種類のテストからなる。被験者は迷路を進んだり、色のついた物体に触れたり、決められた場所に静止するなどの作業を指示に従って実行する。チームが開発したスコアリングシステムによってユーザーの能力を測定し、医療専門家がそれを見て数分のうちに症状を判断する。

5/12 多発性硬化症と視神経脊髄炎の鑑別診断

多発性硬化症と視神経脊髄炎 その鑑別診断をどう行うべきか~重要度を増す抗AQP4抗体測定 - 医療ニュース特集 QLifePro

「近年、自己抗体の抗アクアポリン4(AQP4)抗体の発見により、NMOはMSと異なりAQP4抗体陽性の症例が多いこと、そしてMSと分類されていた患者の中にはNMO患者が多く含まれていることが分かってきた」と高橋氏。

両疾患の鑑別なしにNMOに対して一般的なMS治療を行うと、症状悪化につながることから、高橋氏は「抗AQP4抗体測定による診断がより重要度を増している」との見解を示した。

5/11 レビー小体と嗅覚障害

嗅覚の異常からパーキンソン病を早期発見!? - 日経トレンディネット

 「パーキンソン病の場合、手足がふるえたり、動きが遅くなったりなどの運動症状が現れる以前から嗅覚障害が認められる。これは経過中の約90%の患者に見られる症状」とは、パーキンソン病の臨床研究を行う東京女子医科大学の飯嶋睦准教授だ。

 パーキンソン病は60歳代で発病することが多い。レビー小体という神経細胞の内部に見られる異常な構造物が、脳だけではなく体のさまざまな部位に発生することで、運動症状や自律神経症状が現れる。「特に、嗅球(脳にある嗅覚情報を処理する部分)には早い時期からレビー小体が認められるため、パーキンソン病の発病早期の症状として嗅覚障害が現れる」と飯嶋准教授は話す。

… 飯嶋准教授が、同大学病院で10年ほど前からいち早く診療に使用しているのが、「においスティック」(OSIT-J)だ。においスティックは、嗅覚の同定能力(においを嗅いだときに、何のにおいかが分かる能力)を測定することができるもの。

5/11 パーキンソン病の手の震えに役立つデバイス

パーキンソン病「手の震え」を抑える腕時計型デバイス Microsoftが公開 | ORICON NEWS

米Microsoftは5月10日(現地時間)、年次開発者会議「Build 2017」の基調講演で、パーキンソン病患者の筆記を補助するウェアラブルデバイス開発の取り組みを紹介した。

5/6 ベンゾジアゼピン眼症の事例

うつ病で視力低下も 目と心の密接な関係 | 誰も言わない うつの本音 | 西川敦子 | 毎日新聞「医療プレミア」

こんな例もありました。「ずっと眼科に通っているのですが、よくならないんです」。Bさん(60代女性・音楽教師)は目に不快感があり、まばたきが多くなったと思ったら、だんだんまぶしさが強くなり、開けたい時でもまぶたが開かないほどになりました。

…話を聞くうち、もともと不眠や抑うつ感がひどく、精神科にも通っていることがわかりました。数年にわたり、睡眠導入剤や抗不安薬が手放せない状態だそうです。

5/6 解離されたトラウマ記憶と体の記憶

脳科学者の井ノ口馨教授にインタビュー:「臓器と脳がコミュニケーションをとっていることが最近わかってきた」|ギズモード・ジャパン

たとえばPTSDの患者さんってトラウマ体験の具体的な記憶はあんまり覚えていないんです。記憶自体はあるはずなんですけど、ディテールは飛んでいます。無意識に大変な記憶がよみがえらないように押さえ込んでいるわけです。でも何らかのきっかけでよみがえってしまうのがフラッシュバックで、パニックになってしまうといったことが起こります。

…記憶は脳だけだとずっと言われてきましたし、実際に私もそう思っていますけど、実は体と脳がコミュニケーションをとっているというのが最近わかってきたんですね。臓器、特に腸は脳とコミュニケーションがあるようなので、移植してその人の漠然とした人格みたいなものが移るというのは、あってもおかしくはないと思います。

5/2-5/4 自閉症研究のレポート

Autism Speaks 特別レポート(自閉症の健康)紹介 I(西川伸一) - 個人 - Yahoo!ニュース

レポートの前書きを読んで驚いたが、自閉症の方々の平均寿命は米国では36歳と、正常の半分にも満たない。すなわち、自閉症が様々な死に至る全身疾患と隣り合わせであることを意味している。

Autism Speaks 特別レポート(自閉症の健康)紹介 II(西川伸一) - 個人 - Yahoo!ニュース

例えば自閉症の場合、概日周期(夜と昼のリズム)に関わる遺伝子の変異する確率が2倍高い。   

Autism Speaks 特別レポート(自閉症の健康)紹介 III(西川伸一) - 個人 - Yahoo!ニュース

自閉症の

30-61%が注意欠陥・多動性障害(ADHD)、

11-42%が不安障害、

7%の児童、26%の成人がうつ病、

4-35%の成人が統合失調症、

6-27%が双極性障害

を併発しているという報告がある。しかし、本当に併発しているのかを診断するのは難しい。