ADHDの人にしかない素敵な7つの長所―個性を才能に変えるには?

ADHDの特性は不注意、衝動性など否定的な印象の強い言葉で表現されていますが、必ずしも悪いものではありません。

不注意は視野の広さでもあり、衝動性は瞬発力でもあります。特性そのものにはよい側面があり、それは長所ともなるものなのです。

特性が生活上の支障となった場合には、ADHDと診断されます。しかし実際には、特性が支障とならず、のびのびと生活できている人もいます。(p23)

注意で忘れっぽい。じっとしていられない。集中力がない。

ADHD(注意欠如・多動症)というと、ネガティブなイメージがつきものです。ADHDというだけで、手のかかる問題児とみなされたり、信頼できないそそっかしい人と思われたりします。

けれども、ADHDの遺伝子は、はるか昔から人類全体に保存され、かなりの割合の人に受け継がれてきました。これは、ADHDの傾向が、歴史上、時と場合によっては、長所として役立ってきたからだと言われています。

特に狩猟社会や遊牧民族の中では、ADHDの特性は才能ともなったとされています。わたしたちが生きる現代社会においても、ADHD傾向を長所として活かすことは可能です。

欠点が多いとみなされがちなADHDの人には、他の人にはない、どんな7つの長所があるのでしょうか。どうすれば、ADHDの傾向を、弱点ではなく才能として活かすことができるのでしょうか。

冒頭に引用した女性のADHD (健康ライブラリーイラスト版)をはじめ、ADHDに関する10冊ほどの本やWeb上の資料からを引用しつつ、考えてみたいと思います。

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脳MRI画像で自閉スペクトラム症を85%判別―ADHDやうつ病ではなく統合失調症と脳活動が類似

工知能技術(AI)を使って、MRI画像から自閉スペクトラム症(ASD)を高い精度で判別できる技術が、東京大学や国際電気通信基礎技術研究所(ATR)によって開発されたそうです。

ASDに特徴的な脳内の結合を調べることで、国や人種にかかわりなく、ASDと定型発達者を80%前後の判別できるとのことです。

また、ADHD、うつ病、統合失調症の患者の脳活動も同様に分析したところ、ASDと統合失調症との類似性が示され、他の疾患との関係性もわかってきました。

自閉症を脳回路から見分ける先端人工知能技術を開発~人種を超えたバイオマーカー・自閉症の実体:脳回路の変位~ │ATR|株式会社 国際電気通信基礎技術研究所 はてなブックマーク - ATR|株式会社 国際電気通信基礎技術研究所

自閉症:人工知能で判定 脳活動の特徴検出 - 毎日新聞 はてなブックマーク - 自閉症:人工知能で判定 脳活動の特徴検出 - 毎日新聞

自閉症、人工知能が判別 ATRなど 脳のMRI画像から  :日本経済新聞 はてなブックマーク - 自閉症、人工知能が判別 ATRなど 脳のMRI画像から  :日本経済新聞

人工知能で自閉症を予測 見分ける方法開発:朝日新聞デジタル はてなブックマーク - 人工知能で自閉症を予測 見分ける方法開発:朝日新聞デジタル

人工知能で自閉症判別=脳活動の特徴検出-東大など:時事ドットコム

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人工知能(AI)で自閉症判定 専門医診断と8割一致 - 産経ニュース

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"自閉症" 脳の働きの違いを人工知能で特定 | NHK「かぶん」ブログ:NHK

成人の自閉スペクトラム症を少数の異常な脳領域間結合で予測 | おすすめのコンテンツ | Nature Communications | Nature Research はてなブックマーク - 成人の自閉スペクトラム症を少数の異常な脳領域間結合で予測 | おすすめのコンテンツ | Nature Communications | Nature Research

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心の中に創られる別人格の8つの特徴―解離性同一性障害とイマジナリーコンパニオン

「あの人は二重人格だ」

身近な人の、意外な、あまり好ましくない一面を知ってしまうと、そうつぶやく人がいます。

普段は優しい人が家庭では横暴だったり、人前では謙虚な人が二人きりになると高圧的だったりすると、あたかも「二重人格」や「多重人格」のように思えるかもしれません。

しかし、専門的にいえば、裏表があったり、時と場合によって色々な建前を使い分けるような人は「多重人格」ではありません。一人の人間の性格に多面性が見られるのは、ごく普通のことです。

「多重人格」の別人格や人格交代は、もっと特殊なものです。各々の人格は、まったく独自のプロフィールや個性を持ち、自分の考えて行動し、別々の人間であるかのように振る舞います。

この記事では、多重人格者 あの人の二面性は病気か、ただの性格か (こころライブラリーイラスト版) などの本にもとづいて、一人の人間の心の中に、複数の別人が存在する場合、どんな特徴が見られるのかを考えたいと思います。

一般に「多重人格」として知られる解離性同一性障害(DID)の別人格に加えて、ある程度の関連性があると思われる空想の友だち(イマジナリーコンパニオン:IC)の別人格も考えましょう。

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若年発症もあるレビー小体型認知症の10の症状―薬に過敏,幻視,疲労感,パーキンソン症状など

空が青くてきれいだと思った。
そして、『なぜ私は、空がきれいだと思うのだろう』と不思議に思った。
世界は、灰色でもなければ、歪んでもいなかった。
認知症と言われても、私は、平気で歩き、空をきれいだと想うんだ…。(p115)

なたは「認知症」というとどんなイメージを持っていますか? 

家族のこともわからなくなる、身の回りのことさえ自分でできなくなる、思考力がなくなって話が通じなくなる、そんな悪いイメージがあるかもしれません。

しかし実際には「認知症」にはもっとさまざまな人が含まれています。今回取り上げる「レビー小体型認知症」(DLB)の人は、認知症全体の実に2割を占めますが、特に初期段階では、はっきりとした脳の萎縮は見られないことが多く、思考力を保ち、一見普通の人と変わらないこともあります。

その一方で、薬にとても過敏だったり、重い疲労感などの自律神経症状、パーキンソン病のような震えやこわばり、幻覚など、一見「認知症」とは思えないような症状が強く現れたりします。

特に若年発症の場合は、うつ病など他の病気と誤診され、抗うつ薬などの治療によってかえって悪化し、原因不明の難治性の精神疾患とみなされてしまっている場合もあるようです。

レビー小体型認知症とはどんな病気なのでしょうか。若年発症の場合にはどんな問題があるのでしょうか。パーキンソン病とどのような関係があるのでしょうか。どうやって治療するのでしょうか。

レビー小体型認知症がよくわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)私の脳で起こったこと レビー小体型認知症からの復活など、専門家や当事者の本にもとづき、役立つ情報をまとめてみました。

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少数派を「障害者」と見なすと気づけないユニークな世界―全色盲,アスペルガー,トゥレットの豊かな文化

ワシントンDCのガロデト大学(世界で唯一の聴覚障害の学生のための大学)を訪ねて、「聴覚障害」について話したとき、聾の学生のひとりから手話で、「ご自分が手話障害だと思ったらどうですか?」と言われた。

それはとてもおもしろい形勢逆転だった。というのも、何百人という学生がみんな手話で会話をしていて、私は通訳をとおしてしか何も理解できず、何も意思を伝えられない、言葉の不自由な人だったのだ。(p318)

れは、道程:オリヴァー・サックス自伝の中で、脳神経科医オリヴァー・サックスが語っているエピソードです。

わたしたちの社会では、健康な「健常者」と、何かが欠けて劣っている「障害者」という区別が大きな疑問もなく受け入れられています。しかしそれは本当に正しいのでしょうか。

H・G・ウェルズの架空の短編小説「盲人国」(タイム・マシン 他九篇 (岩波文庫)収録)では、ある旅人が、目の見えない人だけの村に迷い込みました。

旅人は最初、盲人たちを哀れんでいましたが、やがて、異質なのは自分のほうで、その村には豊かな文化が根づいていることを知りました。

わたしたちの社会で「障害者」とみなされている人たちも、ある面では「健常者」より優れた能力を持っていることが少なくありません。そしてそれを活かして独自の文化を創りあげています。

この記事では、幾つかの本を参考に、全色盲、自閉スペクトラム症、トゥレット症候群などの人を通して、彼らの豊かな文化について考えます。

そして、「健常者」と「障害者」という見方は、実のところ「多数派」と「少数派」の違いを反映しているにすぎないのではないか、という点を考えたいと思います。

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