独創的なアスペルガーの芸術家たちの10の特徴―クリエイティブな天才の秘訣?

「不思議の国のアリス」の作者ルイス・キャロル
批判哲学の祖たる哲学者イマヌエル・カント
ジムノペディを送り出した孤高の音楽家エリック・サティ

れらの人たちに共通するのは何でしょうか。

一説によると、これらの人は皆、残された書簡や伝記などを分析した結果、今でいうところの自閉スペクトラム症(ASD)、特に高機能なタイプであるアスペルガー症候群(AS)の傾向を示していたのではないかと考えられています。(※ASは最新のDSM5ではASDに統一されていますが、ここでは本の内容に沿ってアスペルガーを用います)

もちろん、故人を死後診断することには批判も多いわけですが、彼らを自閉症の観点から考えると、芸術家の独創性について、新しいユニークな観点が得られると研究者たちは考えています。

天才芸術家たちは、良くも悪くもユニークな個性を持っていたと言われることが多いですが、その源は、アスペルガー症候群という、多くの人とは異なる脳の使い方があったのかもしれません。

歴史上の自閉スペクトラム症の人物について研究しているマイケル・フィッツジェラルド博士の本、天才の秘密 アスペルガー症候群と芸術的独創性から、彼らに見られる10の特徴をまとめてみました。

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性虐待・性暴力の7つの後遺症―「一次視覚野」が18%小さくなる脳の萎縮など

暴力の被害に関連して、子ども虐待の研究をしておられる福井大学の友田明美先生の研究が取り上げられていました。

性暴力の実相(1)後遺症 抑えられぬ不安、混乱 - 西日本新聞 はてなブックマーク - 性暴力の実相(1)後遺症 抑えられぬ不安、混乱 - 西日本新聞

性暴力の実相(2)身内 「安心な家庭」描けず - 西日本新聞 はてなブックマーク - 性暴力の実相(2)身内 「安心な家庭」描けず - 西日本新聞

ニュースでは、子ども時代に親族や見知らぬ人から性暴力を受けた人たちの実体験をもとに、さまざまな後遺症の存在が明らかにされています。

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イマジナリーフレンドは自分で「作る」ものなのか「作り方」があるのか

のブログの訪問者の検索ワードの中に、しばしば「イマジナリーフレンド 作り方」というキーワードを目にします。

イマジナリーフレンド(IF)とは、「空想の友だち」のことで、学術的にはイマジナリーコンパニオン(IC: Imaginary Companion)として、発達心理学などの分野で研究されています。

このブログでは、これまで、イマジナリーフレンドの「作り方」については、一切触れていませんでした。このブログが重点的に取り上げているのは、イマジナリーフレンドを持つようになる人の素質です。

なぜイマジナリーフレンドの「作り方」について書いてこなかったのでしょうか。その点をこの機会に説明しておきたいと思います。

最初に、さまざまな文献を調査した結論としての、わたしの意見を書いておきましょう。

■学術的な意味におけるイマジナリーフレンドは、自分で作るものではない
■しかし、自分で作るイマジナリーフレンドがあることも確かで、「作り方」も存在する
■ただし、自分で作ったIFと、学術的な意味におけるIFはかなり異なる可能性がある

それでは、どのようにして、このような結論に至ったのか、お話したいと思います。

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オキシトシン経鼻剤で自閉スペクトラム症(ASD)の前頭前野とコミュニケーション能力が改善(臨床研究)

大が自閉スペクトラム症(ASD)に対するオキシトシンの連続投与の効果について発表していました。

ASDには、重度の知的障害を伴うカナー型自閉症から、伴わないアスペルガー症候群まで幅広い症状を含む概念です。

オキシトシン経鼻剤連日投与による自閉スペクトラム症中核症状の改善を世界で初めて実証 | 東京大学医学部附属病院 はてなブックマーク - オキシトシン経鼻剤連日投与による自閉スペクトラム症中核症状の改善を世界で初めて実証 | 東京大学医学部附属病院

オキシトシン経鼻剤の投与が自閉症スペクトラム症の中核症状を改善することを実証-東大 - QLifePro 医療ニュース はてなブックマーク - オキシトシン経鼻剤の投与が自閉症スペクトラム症の中核症状を改善することを実証-東大 - QLifePro 医療ニュース

オキシトシン:投与で自閉症状改善 安心感育む作用奏功か - 毎日新聞 はてなブックマーク - オキシトシン:投与で自閉症状改善 安心感育む作用奏功か - 毎日新聞

オキシトシン経鼻剤の連続投与で自閉スペクトラム症中核症状が改善 - 東大 | マイナビニュース はてなブックマーク - オキシトシン経鼻剤の連続投与で自閉スペクトラム症中核症状が改善 - 東大 | マイナビニュース

オキシトシンで自閉症の症状改善 東大チーム  :日本経済新聞 はてなブックマーク - オキシトシンで自閉症の症状改善 東大チーム  :日本経済新聞

東大、自閉スペクトラム症の特効薬の効果を実証――薬物療法への道が開く : サイエンス : 世界のテクノロジーニュース | Tech Times(テックタイムズ)日本版 はてなブックマーク - 東大、自閉スペクトラム症の特効薬の効果を実証――薬物療法への道が開く : サイエンス : 世界のテクノロジーニュース | Tech Times(テックタイムズ)日本版

東大、オキシトシン経鼻剤連日投与による自閉スペクトラム症中核症状の改善を実証│日経プレスリリース はてなブックマーク - 日経プレスリリース

東大医学部付属病院、自閉症スペクトラム障害の治療候補薬「オキシトシン」の効果確認:日刊工業新聞 はてなブックマーク - 東大医学部付属病院、自閉症スペクトラム障害の治療候補薬「オキシトシン」の効果確認:日刊工業新聞

 

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LD(学習障害/限局性学習症)とディスレクシアの特徴ー親子でできる10のアドバイス+役立つリンク集

こんなこともできないの?
ほかの子はみんなできるのに
いつまでサボっているんだ!
この子は怠けてばかりいる

れは、LD(学習障害)の子どもとその親がよくかけられる言葉のほんの一部です。

学校の勉強について行けない子どもたちは、「怠け者」「サボり」「頭がわるい」などのレッテルを貼られがちです。

その子どもの親たちも、「しつけがなっていない」「家庭環境が悪い」などと言われて、悩んだり傷ついたりすることがしばしばです。

しかしLD(学習障害)(※DSM5では限局性学習症(SLD))は、子どものせいでも親のせいでもなく、生まれつきの脳の働き方が、ほかの子たちとはちょっと違うだけなのだ、ということがわかってきました。

そして、うまく長所を伸ばせば、才能を発揮して活躍できることも証明されています。

この記事では、以下のような点を扱っています。

■LD(学習障害)とはなにか
■ディスレクシア(読み書き障害)とはなにか
■親と子どもに役立つ10のアドバイス
■役立つ情報へのリンク集

記事を書くにあたり、LD・ディスレクシアの専門家による本、図解 よくわかるLD(学習障害)怠けてなんかない! セカンドシーズンなど、さまざまな本を参考にしています。

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