「変にできる子」の想像上の友だち―イマジナリーフレンド(IF)は人生の助けになってくれる

彼らは、私が孤独だと感じたり、家や学校で困っているときに、私を助けてくれるの。(p88)

どもたちは、イマジナリーフレンド(想像上の友だち)という特殊な存在を持っていることがあります。

以前に空想の遊び友達、イマジナリープレイメイトという「ファンタジーと現実」で取り上げたように、イマジナリーフレンドは、まず2歳半から3歳半の時期に特に多くなり、やがて消えていきます。

次いで、一部の子どもには9歳半から10歳半にかけての時期に再び現れ、人によっては大人になっても残ることがあります。

今回紹介するナラティヴ・セラピーの冒険に出てくるイマジナリーフレンドは、この遅い時期に登場するタイプのものです。この本の経験談によると、この時期のイマジナリーフレンドは「変にできる子」に多いのかもしれません。

「変にできる子」とはどういう意味でしょうか。この時期のイマジナリーフレンドは、「変にできる子」にとって、どんな役割を果たすのでしょうか。人一倍敏感な子(HSP)との関連も交えて考えたいと思います。

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慢性疲労症候群(CFS)と婦人科疾患の関係

性疲労症候群と婦人科系疾患に関するニュースがありました。

女性の慢性疲労症候群「閉経」で2.4倍 | Medエッジ はてなブックマーク - 女性の慢性疲労症候群「閉経」で2.4倍 | Medエッジ

慢性疲労症候群は早期閉経リスク│子宮の病気治療最新情報

研究は、2004年から2009年に米国ジョージア州で慢性疲労症候群の84人と健康な73人の合計157人の女性を対象としたものだそうです。

すると、以下のような点がわかったそうです。

Medエッジのほうでは、どうにもわかりにくい書き方ですが、

閉経になると2.37倍
閉経開始の年齢が早い場合は1.22倍
月経出血過剰の場合は3.31倍
子宮内膜症は3.67倍
避妊用以外のホルモン製剤の使用で2.95倍
月経以外の女性器周辺の痛みで11.98倍
婦人科外科手術は3.33倍
子宮摘出術で3.23倍。

とされていて、いずれも慢性疲労症候群の女性のほうが割合が高いと書かれています。

もうひとつ、ニュースを翻訳してくださっているサイトによると、同じデータについて、パーセンテージで書かれていて、

■過度の月経出血
健康女性42%、CFS女性74%

■月経期の出血の可能性
健康女性23%、CFS女性49%

■月経が来ない可能性
健康女性22%、CFS女性38%。

■避妊以外の目的のためにホルモンを使用する割合
健康女性26%、CFS女性57%

■婦人科手術を受けたことがある女性
健康女性32%、CFS女性66%

■子宮摘出術
健康女性19%、CFS女性55%。

■45歳までの子宮摘出関連の早期閉経
健康女性33%、CFS女性62%。

■自然閉経
有意差なし

となっていました。いずれにしても、慢性疲労症候群の女性は婦人科系疾患を抱えている率が高く、男性よりも女性に慢性疲労症候群が数倍多く見られるのはこのためかもしれないとされています。

日本で女性の慢性疲労症候群を診ている医師としては、静風荘病院の天野恵子先生がおられます。

内科総合病院 - 静風荘病院(埼玉県新座市) はてなブックマーク - 内科総合病院 - 静風荘病院(埼玉県新座市)

天野惠子 医師,【循環器疾患、更年期における諸疾患、線維筋痛症、慢性疲労症候群、】,『更年期障害』,静風荘病院-女性内科・女性外来(あまのけいこ,) | 名医を探すドクターズガイド はてなブックマーク - 天野惠子 医師,【循環器疾患、更年期における諸疾患、線維筋痛症、慢性疲労症候群、】,『更年期障害』,静風荘病院-女性内科・女性外来(あまのけいこ,) | 名医を探すドクターズガイド

男性と女性とは病気の治療の仕方は異なるという「性差医療」のスペシャリストで、日本初の「女性外来」を開かれました。

その女性外来での診療の様子が、性差医療情報ネットワークのサイトに綴られています。

女性外来の診察室から | 性差医療情報ネットワーク(NAHW) はてなブックマーク - 女性外来の診察室から | 性差医療情報ネットワーク(NAHW)

線維筋痛症の症例や、慢性疲労症候群に効果があるという和温療法(低温サウナ療法)についての記載などがあり、月に一度のペースで更新されています。

和温療法については、

医師からの紹介またはご自身がインターネットを見て、「慢性疲労症候群ではないか」といって私のところへ診察にいらした方は、48名いらっしゃいましたが、カナダの診断基準(現在、国際基準となっている)に合致した方は18名のみで、入院による和温療法を受けられた方は9名でした。そのうち、2名は効果を認められない一方、7名の方が有意な改善がみられるという状況となっています。

と効果の程度についても書かれています。婦人科系疾患が慢性疲労症候群と関連していると思える場合は、目を通してみるとよいかもしれません。

難病指定されない線維筋痛症「痛む腕を切り落としたい」

維筋痛症についてのニュースがありました。難病指定されなかったことについて、患者の鈴木綾子さんの体験を軸に、闘病の辛さが訴えられています。

「線維筋痛症」治療費支援なく:トピックス:中日新聞女性向けサイト:オピ・リーナ(Opi-rina) はてなブックマーク - 「線維筋痛症」治療費支援なく:トピックス:中日新聞女性向けサイト:オピ・リーナ(Opi-rina)

鈴木さんは、7年前に線維筋痛症を発症されたそうですが、その痛みについて

「1日に5分以上痛みが途絶えることはない。時にはアイスピックでいきなり刺されたような痛みも」

「痛む腕を切り落としたいとか、死にたいとも思った」

「治療費が高いから働く。でもがんばって働けば症状は悪化する悪循環。病気のことが理解されず、仕事の面接でも言い出せない」

といった苦痛が綴られています。

絵を描くことにより、身体の悲鳴を発散させ、苦痛を伝える一つの手段として用いているそうです。

先日も線維筋痛症の痛みを絵で表現し、可視化しているという男性がニュースに取り上げられていたのを思い出しました。

線維筋痛症の山中裕介さんが絵の個展
線維筋痛症の方が大阪で個展をされているそうです。

線維筋痛症は、難病指定の3つの基準、

(1)原因不明で治療法が未確立
(2)患者数が人口の0.15%未満
(3)客観的な診断基準が確立

に当てはまらないため、難病法の支援が受けられませんが、重症者の12万人だけでも何とか対象にならないか、という声があると書かれています。

Webで読める週間女性 脳脊髄液減少症の高橋浩一先生の記事

間女性3/3号に載せられた、脳脊髄液減少症の高橋浩一先生の記事が、Web上で読めるように公開されています。

年間1万人発症も認知度の低い「脳脊髄液減少症」とは? | 週刊女性PRIME [シュージョプライム] はてなブックマーク - 年間1万人発症も認知度の低い「脳脊髄液減少症」とは? | 週刊女性PRIME [シュージョプライム]

自ら死を選ぶ人もいる「脳脊髄液減少症」の恐怖 | 週刊女性PRIME [シュージョプライム] はてなブックマーク - 自ら死を選ぶ人もいる「脳脊髄液減少症」の恐怖 | 週刊女性PRIME [シュージョプライム]

脳脊髄液減少症とは、外傷や事故が原因で脳と脊髄を覆っている髄液が漏れ、さまざまな症状を引き起こす病気で、しばしば疲労や痛みが強く、慢性疲労症候群として診断されている場合もあります。山王病院脳神経外科・高橋浩一副部長のコメントが添えられています。

週刊女性 - Dr.高橋浩一のブログ はてなブックマーク - 週刊女性 - Dr.高橋浩一のブログ

■診断にたどり着くのが難しい
…小澤明美さんの経験。11年前にちょっとした衝突事故に遭ったことで発症。3年後にやっと脳脊髄液減少症だと分かったが現在も症状が重く、ほとんど寝たきり。

■家族も理解しにくい
…外見的に体調の悪さがわかる病気ではなく、日によって動けるときもあるので理解されず怒られることも。

■軽度の外傷でも発症
…交通事故のほか、日常生活で頭をぶつける、尻もちをつくといった比較的軽度な外傷で発症する場合もある。

■国内での発生率
…少なく見積もっても年間1万人ほど

■治療の効果
…発症からそれほど期間がたっていない場合は、保存療法で半数以上が軽快する。それでも効果がない場合はブラッドパッチ療法。およそ75%で改善し。15歳未満であれば90%に効果がある。

■治療費
…保険がきかないので、入院費などを含めブラッドパッチは30万円。人工髄液を注入する治療は1回7万円かかる

■死亡例
…脳脊髄液減少症の一部に合併する『慢性硬膜下血腫』による死亡例が国内外から報告されている。また、あまりの辛さから自殺する人も。

脳脊髄液減少症について詳しくはこちらをご覧ください

「脳脊髄液減少症を知っていますか: Dr.篠永の診断・治療・アドバイス」を読んで
篠永正道先生の最新書籍「 脳脊髄液減少症を知っていますか: Dr.篠永の診断・治療・アドバイス」を読んで、慢性疲労症候群との関連で気になった点について書いています。弱い立場にあり

病気の子どもが幸せになるために親ができる3つのこと

■元気に学校に行っているはずの年齢にベッドで寝たきり
■友だちは外で遊びまわっているのに、輪に入れない
■人生で一番幸せな時期を、死んだほうがましだと思いながら過ごしている
■将来の希望にわくわくするどころか、もう人生は終わったかのように感じている

気の子どもを持つ親は、このような状態にある我が子を見て、とても悲しく思います。子どもには幸せであってほしいと願うのが親の常ですが、それとはまったく正反対の、どうしようもない破綻した状態にいて、そこから抜け出す方法はどこにもないのです。

何より、子どもにとって、若いかけがえのない時期は一度きりです。その大切な期間が、刻一刻とベッドの上で失われていくのは、見るに耐えないことといえるでしょう。

この記事は、そんな辛い逆境の中で、子どもが幸せを少しでも感じられるために、親ができる3つのことについて、「幸せ」について知っておきたい5つのこと NHK「幸福学」白熱教室を参考に取り上げます。

わたしは親の立場ではありませんが、これから書くのは、子どものころに慢性疲労症候群になったわたしに対して、親がしてくれたことでもあります。

もちろん、自分が病気だという人や、病気とは関係のない健康な人にとっても役立つ話です。

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