ACE研究が明らかにした「小児期逆境後症候群」ーなぜ子ども時代の体験が脳の炎症や慢性疾患を引き起こすのか

17000人以上のデータから子ども時代の逆境体験と成人後の体調不良の関連性を導き出した画期的なACE研究の取り組みをもとに、幼少期の経験がわたしたちの一生にわたり、心身の健康にどんな影響を及ぼすか考えます。 続きを読む

心は複数の自己からなる「内的家族システム」(IFS)である―分離脳研究が明かした愛着障害の正体

スペリーとガザニガの分離脳研究はわたしたちには内なる複数の自己からなる社会があることを浮きらかにしました。「内的家族システム」(IFS)というキーワードから、そのことが愛着障害やさまざまな心身の病気、解離性障害といかに関係しているか考察しています。 続きを読む

鏡が怖い,映っているのが自分とは思えない―解離や幻肢は「バーチャルボディ」の障害だった

わたしたちの脳は「バーチャルボディー」と呼ばれる内なる地図を作り出しているという脳科学の発見から、解離性障害、幻肢痛、拒食症、慢性疼痛、体外離脱などの奇妙な症状を「身体イメージ障害」として読み解きました。 続きを読む

感受性が強すぎて一歩踏み出せない人たち「回避性パーソナリティ」を克服するには?

失敗したり、恥をかいたりすることへの恐れが強すぎて、人との関わりや新しい活動を避けてしまう。そんな悩ましい葛藤を抱える「回避性パーソナリティ」は決して心の弱さではなく、良くも悪くも感受性の強さによるものであり、うまくチャンスをつかめば鋭い感性として生かすこともできる、ということを解説しています。 続きを読む

イマジナリーフレンド(IF)「私の中の他人」をめぐる更なる4つの考察

心の中に別の自分を感じる、空想の友だち現象について、子どものイマジナリーフレンド、青年期のイマジナリーフレンド、そして解離性同一性障害の交代人格にはつながりがあるのか、という点を「心の理論」「愛着トラウマ」「解離」「発達」といった4つの観点から更に考察しました。 続きを読む

発達性トラウマ障害(DTD)の10の特徴―難治性で多重診断される発達障害,睡眠障害,慢性疲労,双極II型などの正体

子ども時代のトラウマは従来の発達障害よりもさらに深刻な影響を生涯にわたってもたらす…。トラウマ研究の世界的権威ヴァン・デア・コーク博士が提唱した「発達性トラウマ障害」(DTD)という概念について解説しています。 続きを読む

人への恐怖と過敏な気遣い,ありとあらゆる不定愁訴に呪われた「無秩序型愛着」を抱えた人たち

見知らぬ人に対して親しげに振る舞いながらも、心の中では凍てつくような恐怖と不信感が渦巻いている。そうした混乱した振る舞いをみせる無秩序型、未解決型と呼ばれる愛着スタイルとは何か、人生にどれほど破壊的な影響をもたらすか、どう対処できるかを解説しています。 続きを読む